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パックピア 平成15年5月1日(木)

パックピア 平成15年5月1日(木) | 鮮度保持剤 三愛エチレン・コントロール|三愛化成商事株式会社

三愛化成は、米国のエチレン・コントロール社が開発した鮮度保持剤「エチレン・コントロール」の日本総輸入代理店として、需要の拡大に力を入れている。
野菜や果物、生花などが排出するエチレン・ガスのコントロール製品として、米国では軍の食糧倉庫や食品メーカー、流通関連など多数の企業で広く利用されており、日本でもJAなどで順次採用が進められている。

同保持剤は、エチレンガスを酸化して食品の鮮度劣化を防ぐだけでなく、空気中のバクテリアやウィルス、青カビなどの発生も防ぐことができる。
紫色の粒状の鮮度保持剤で、米国では”パープル・パワー・ペレット”として特許取得され、米国農務省や主要な米国農業委員会からその使用が認められているものだ。
その成分は天然ゼオライトと少量の過マンガン酸カリから組成され、使用後には安全で無害な有機肥料の二酸化マンガンとなる特長をもつ。

温度28℃・湿度60%という鮮度保持には適さない環境下での同社の実験によれば、同保持剤を使用しないりんごでは試験後30日で果肉が完全に腐敗したのに対し、使用したりんごでは試験後30日でも初期鮮度を保持したとの報告がされている。

又傷みの早い生野菜でも高い鮮度保持効果は実証されており、レタスを温度18℃・湿度50%の環境下で28日間保持したときには、同保持剤を使用しないレタスは全体的に腐敗が進行し腐敗臭も発生、葉傷みがひどく黒化した症状であったのに対し、使用したレタスは一部傷みが発生した程度の症状であったようだ。

国内の品揃えでは、農産物の段ボール箱やケースの内部、個包装に使用するタイプの「エチレン・コントロール」3アイテム(5g、9g、28g)と、農産物の貯蔵庫や生花店の店頭ケース内で上から吊り下げるタイプの「エチレン・コントロールフィルター」2アイテム(S、L)、さらに農産物の大規模貯蔵庫の中に置きプラグをつないでエチレンガスを強力に吸収するコンパクト設計の「エチレン・コントロール EC-3ブロワ」が用意されている。
とくに同社では、大量に生鮮品を保管するような貯蔵庫での「エチレン・コントロール EC-3ブロワ」の利用をねらっており、月々の冷蔵電気代や貯蔵設備投資額の大幅な削減を可能にするものとして需要開拓を進めている。


JA全農ウィークリー 平成14年10月7日(月)

JA全農ウィークリー 平成14年10月7日(月) | 鮮度保持剤 三愛エチレン・コントロール|三愛化成商事株式会社

JA全農は9月18日、埼玉県戸田市に新しく建設した東京生鮮食品集配センター(新・東京集配センター)の竣工式を行いました。式には、関係者約150人が出席。

来賓として農林水産省、埼玉県、戸田市などから参列いただきました。東京集配センターは11月、この新施設に移転したうえで、運営方式を刷新し事業を展開していきます。

新・東京集配センターは、敷地面積2万4605平方㍍、冷蔵倉庫3955平方㍍、うち自動ラック倉庫3624平方㍍の最新設備を備えた大型施設。

コールドチェーン体系の確立を目指し、全館の温度管理を実現。青果物の鮮度保持力を高めるエチレン除去設備を設け、商品の品質管理に努めていきます。これにより、日中の荷受が可能となり、「24時間荷受体制」となります。また、新東京集配センターは青果物流通業界」では初となる全面的な自動倉庫を導入することで、入荷・出荷の物流を合理化します。


包装タイムズ 平成14年6月17日(月)

包装タイムズ 平成14年6月17日(月) | 鮮度保持剤 三愛エチレン・コントロール|三愛化成商事株式会社

三愛化成商事は、米国エチレン・コントロール社開発の農産物用鮮度保持剤「エチレン・コントロール」の拡販を加速する。(東京都港区、電話03-3432-0511)

同製品は野菜・果物・生花などの熟成・腐敗を早めるエチレンガスを吸収して分解し、これら食品等の長期間の鮮度保持を実現する。農産物の産地から消費者に至るまでの流通過程全てで鮮度保持機能性を発揮するもので、具体的には①収穫から出荷までの貯蔵中の鮮度保持②輸送中の鮮度劣化防止③小売店店頭での鮮度保持④家庭用冷蔵庫での長期保存ーなどの効果が期待できる。

同製品は危険なVOC(揮発性有機化合物)を含まない最高純度の天然ゼオライトとわずかな量の過マンガン酸カリで構成されている。使用後は有機肥料成分の二酸化マンガンになるため安全で無害だと同社ではしている。