夏季休業のお知らせ
2025年8月12日(火)~2025年8月15日(金)
連休期間中に頂きましたお問い合わせに関しては、休業明けより順次ご対応させていただきます。
ご不便をお掛けしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
◆東京ビッグサイト 「食品開発展」
◆幕張メッセ 「農林水産環境展」
◆サンメッセ香川 「中国四国ハイテク農業展」
◆東京商工会議所 「東商ビジネス交流会」
◆横浜産業貿易センター 「花の展示・検討会」
◆グランメッセ熊本 「九州ハイテク農業展」
◆夢メッセみやぎ 「東北ハイテク農業展」
以降、各地にて様々な果物、野菜、花の実地試験、および説明会等を実施しております。
ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
小社の商品テスト室で、「この保存剤を入れておくと、をどのくらい野菜や果物が永もちするものなのか」をテストしてみました。結果は写真の通り。チンゲン菜もイチゴも、8日め頃から差が出はじめ、11日目で写真のようになりました。
本品使用のチンゲン菜は、葉が乾いていましたが、まだ食べられました。
本品使用のイチゴは、よく見ると表面のハリがなくなっていましたが、味の劣化はあまり感じられませんでした。
アメリカではアメリカ・ドール社(世界的なジュースメーカー)をはじめ多くの食材メーカーで、わが国でも一流ホテルの厨房や多くのJAの倉庫で使われている業務用が本品。 これを家庭用冷蔵庫のサイズに合わせて小分けしてあります。
野菜や果物は収穫されたあとも呼吸しており、つねにガス(主にはエチレンガス)を発生し続けます。鮮度の劣化はこのエチレンガスが原因なんですね。
本品はこのガスを吸着することで劣化のスピードを遅らせる「エチレンガス吸着分解剤」。 原料はゼオライト(多孔質の鉱石)に過マンガン酸カリウムをまぜたもの。ゼオライトで庫内のガスを吸収し、カリウムで分解して二酸化炭素と水蒸気に変えます。
1袋を野菜室に入れておくだけでいい。
寿命は100リットル前後の野菜室(大型冷蔵庫)で約4ヶ月。
4ヶ月を過ぎると分解能力がなくなります。
三愛化成商事(東京都港区、三浦健佑社長)は、農産物用鮮度保持剤「エチレン・コントロール」の一般ユーザー向け販売に乗り出した。同品は果物など農産物が排出するエチレンガスを、吸収・分解し、鮮度を保持する。業務用はすでにJAなどで採用されており、需要は増加しているという。一般用、業務用の両面で販売を促進する。
エチレン・コントロールは米国エチレン・コントロール社が開発した。米国パテント品で、アメリカ農業委員会に承認されている。三愛化成商事は日本および東南アジアの総代理店として販売を行っている。
成分は天然の鉱石である高純度ゼオライトと、少量の過マンガン酸カリとした。これらが、農産物の熟成・腐敗を早める原因となるエチレンガスを酸化させ、無害にする。これにより、一般家庭の冷蔵庫で長期間の保存が可能となる。業務用は貯蔵中や輸送中の鮮度劣化を大幅に遅らせることができる。
温度28℃、湿度60%の条件下でゴールデンデリシャスを使用し、同社が行った比較試験(=写真)では、同品を使用したものは24日経過しても劣化がみられなかったとしている。また温度28℃、湿度50%のなか、チンゲン菜で行った試験では、無使用のものは葉傷み・腐敗が進行し、全体に萎えて黒ずんできたのに対し、使用したものは7日間経っても軽度の葉傷みが確認されただけだったという。品揃えは段ボール、ケース内で使用する小袋タイプのほか、貯蔵庫などに吊り下げるフィルタータイプ、大型貯蔵庫のブロワー機の3種類とした。